今住んでいる家は、
タウンハウスという、数軒が繋がっている棟が複数あって、コミュニティを形成しているタイプです。
建築法規では「長屋」というそうです。まさにその通り。
日本ではマンションの高層階に住むのが好き(虫とか人目とか気にならないから)だったけれど、
せっかくアメリカにきたんだから、広々一軒家!と考えていたのですが、
庭の手入れをしたり、家のメンテナンスを自力でやる自信はありません。
安全性の高い住宅地はコミュニティになっていて、ルールが結構細かったりするそうです。
また道具を揃えたり、人を雇ったりするのも面倒だし、お金もかかるので、
アパートと一軒家の間をとったタウンハウスにしました。
タウンハウスでは、庭の手入れはやってくれるし、
プールやジム、バーベキューコンロ、子供用の公園など設備も充実しています。
家のメンテナンスも、電球1個から変えてくれます。
というか、「自分で変えちゃダメ」。
だからと言って、迅速に対応してくれるわけではなく、亀対応。
リーシングオフィスの事務のお姉さんに直接言ったり、メールしても、
メンテナンス対応のおじさんに伝えてくれるかどうかは運次第。。。
電球交換とかわりと放置されます。
しびれを切らして、「部屋が暗くて目が悪くなっちゃう」と困ってるアピールして対応してもらいました。本当にアメリカの照明は暗いのです。
一方、冷蔵庫直結の浄水器のフィルターは迅速に交換に来ました...。水飲めないと困るから?
でも、冷蔵庫の中身を出されて、しまうのを忘れて帰ってたのが残念な点。。。
一応、替えられるように整理していたつもりだけれど、ぶきっちょアメリカ人にとってはスペース狭すぎたのかもしれません。
(メンテナンスは留守中でも合鍵で入ってくるのです。)
一番確実なのは、メンバー専用のホームページから依頼することなんですが、
これも、緊急だとすぐ見てくれるかわからないので、困り者。
やっぱり緊急時は直談判に限ります。
・セントラルヒーティングが止まった(水道等の凍結防止で64℉以下にならないようにしなければならない。)
・シャワーが凍って出てこない。
・ガレージのシャッターが途中で止まった。
・火災報知器が誤作動を起こしてうるさい。
事務のお姉さんは緊急性を感じてくれなくて、
「シャワーは栓をオープンにしてればいつか出るよ」とか、
「誤作動?一回止まったなら大丈夫よ」とか、適当に話を切り上げる傾向があるので、
それでも「はい、そうですか」とは言わず、
一歩踏み込んで「それでもダメなんです!」と大げさにして、
メンテナンスのおじさんに連絡してくれるまで譲らないようにしています。
たった半年ちょっと住んだだけで、こんなにトラブルあるわけ!?
(前は4年住んでて、エアコンのリモコン不良くらいしかトラブルなかった。)
と思って、こちらで知り合った人に聞いてみると、
でるわ、でるわ。。。
それなりのグレードのところに住んでいるはずなのですが。
なんで、こんなにトラブルがおこるのか!?
「何一つ取り扱い説明書等ないから」
という結論に達しました。
日本でだったら、備え付けのエアコン、ガスレンジ、ウォシュレットや玄関モニターなど、あらゆる備品の説明書がついていました。(退去する時に返却。)
だから、ちょっと調子がおかしい時は、説明書をみて、
簡単になおせるものなら自分で対処し、それが無理なら不動産屋さんに連絡していました。
それが、アメリカではセントラルヒーティング、冷蔵庫、食洗機、オーブン、電子レンジなどなど、何一つ説明書が付いてないから、「リセット」を一回押せばいいようなトラブルですら、
どうしたらいいのかわからず、連絡&待機という流れになって、
とっても非効率なんだと思います。
上に列記したうち、「火災報知器の誤作動」なんかは、
ちょうど昨日の夜の話なんですが、
大音量で「ビー、ビー、Fire! Fire!」と数十秒して止まるというのが何回も。
緊急連絡先に電話して要件伝えるも、1時間待っても来ず、
誤作動も落ち着いたようなので、寝てしまったら、
どうやら、2時間後(夜中2時頃)来ていたらしい。。。どこから来たの!?
私たちのせいで追い返してしまった結果になって、逆クレーム。どゆこと?
で、朝方も誤作動したので、踏んだり蹴ったりでした。
なので、朝一でリーシングオフィスに駆け込んで、
メンテナンスのおじさんにみてもらったら、「リセットボタン」一つで終了でした。
私と夫の安眠を返して〜。
でも、トラブルがおこるたび、私の引き下がらない力と英語でなんとか伝える力は上がっているような気がします。