先日、日本に一時帰国した際に、丸1日、夫と娘だけで過ごしてもらいました。
その日は、私は朝から娘の着替えや食事の世話もせず、大事な用事の時間以外は、ランチをして、マッサージに行って、夜は飲み会に参加して。ホテルに戻ったら夫とお酒を飲みながらその日の出来事を聞いて、娘の寝顔を眺める…。なんて贅沢な1日だったことでしょう!
私たちは品川のホテルに宿泊していたので、夫と娘の1日について、「水族館でも行って、ランチしたり、お昼寝させたりしたら、すぐ1日過ぎちゃうよ〜」なんて、夫に提案していたのですが、
日本で娘とべったり過ごす1日を楽しみにしている夫は、「横浜のアンパンマンミュージアムに2人で行く!」と言い出しました。
普段はお出かけ先のリサーチなんて私任せなのに、張り切ってネットでクチコミなどを調べていました。
私と娘は夫より先に一時帰国していたので、3週間ぶりの父娘はちょっとどこか遠慮がち(というか、娘が私にべったりすぎる…)で、しかも夫は度重なる出張の連続で体調を崩し、扁桃炎にかかり娘とのデートの前々日まで寝込んでいました。
2人のコンディションに少し不安が残りましたが、それよりも、久々の東京での自分時間が楽しみすぎてしょうがありませんでした。
当日はあいにくのポツポツ雨。止んでる時間もありました。
2歳半の娘は毎日1時間半ほど昼寝をするので、午前中に帰ってこれなければベビーカーがあった方がお昼寝ができて良いのですが、雨よけカバーなどは持ってきていないし…。エルゴはあったので、「雨降り時の移動の時だけでもエルゴにしたら?」と提案したのですが、夫は抱っこ対応で頑張るとのことでした。(たしかに、娘はもうエルゴ嫌がるしね…。)
ミュージアムの営業時間は10時からで、その時間には、アンパンマンなどのキャラクターがあいさつに来てくれるということで、10時に間に合うように行ったそうです。
品川からだと下りの電車だから、そんなに混雑していなかったそうです。
私は、娘はひとりでキャラクターと一緒に写真撮ったりするタイプじゃないし、ショーとかあればそれで十分じゃない?と思ったのですが、夫いわく、ショーは娘のお昼寝時間と被っちゃうかもしれないし、雨だと中止になるんだそうで。
肝心の娘は、駅で「アンパンマンこどもミュージアムこちら」の看板を見つけてテンションあがり、窓越しのアンパンマン登場にテンションあがっていたのに、いざアンパンマンにごあいさつとなると、「おとうさん、行ってよ…」とテンションだだ下がりだったそうです。
(テンションピーク時の窓越しのアンパンマン)
入場記念品はタンバリンをもらっていました。帰ってきた後も首に下げて、しばらく大事にしていました。
クリスマス仕様の背景で記念写真が撮れたそうで、父娘ツーショットで撮ってもらっていました。プリント写真も買っていました。
(我が家はこういうのを買うタイプ。)
ミュージアムの中は…夫いわく、「娘が今後すごくアンパンマンにハマることなければ、1回行けば十分なレベルかな?」でした。
まぁ、娘はアンパンマンのアニメを観たことなく、キャラクターの名前を知っているだけで、想像でごっこ遊びをしているだけですからね。
娘に感想を聞いたら、「ばいきんまん、いなかったよー。」それだけ。
ミュージアムの中は飲食禁止らしいので、一旦外に出て、お昼はショッピングモールのところでパンを食べたようです。
アンパンマンとその仲間たちのパン、娘は大喜びだったそうです。
それもそのはず、その直前まで私の実家でパン屋さんごっこのおもちゃを遊び倒していて、そのおもちゃのパンがリアルに再現されているのですから!
娘はメロンパンナを食べたそうです。
私は「お土産にドキンちゃんかコキンちゃんを買ってきてね〜」って娘にお願いしていたのに、私へのお土産は崎陽軒のキャラクターのパンでした。中身はシュウマイの餡で、肉まんみたいな感じでした。
「これお母さんだよ」とニコニコして言う娘。あ、ありがとう。
(ロールパンナは娘が自分で食べる用。チョコ&カスタードクリームだったかな?チョコはそんなに好きではないみたい…。)
お昼にパンを食べた後、夫が娘にミュージアムの再入場を促したらしいですが、娘はそれを頑なに拒否…。仕方ないからショッピングモールを見て回ったら、おもちゃのコーナーで大興奮だったようです。
その様子を見て、夫もついうっかり買いそうになってしまったそうですが、ベビーカーなし・娘が歩かなければ抱っこ…と思うと踏み止まれたそうです。
お風呂のおもちゃを1つだけ買っていました。
(アンパン、バイキン、ドキン、コキンという、バイキン勢強めの組み合わせ…。メロンパンナが外されていて、コキンちゃん人気あるんだなーと実感。)
娘のお昼寝は、頑張ればホテルに帰るまで起きていられる…という時間にミュージアムを出たらしいですが、電車に乗って座ったら、揺れが心地良かったのか、夫が私に写真などをLINEで送っているちょっとした隙にコテッと寝てしまったそうです。夫に寄りかかって寝る娘の姿をセルフィーで撮って送ってくれました。微笑ましい。
品川駅で降りてホテルまで、夫は娘を起こさず抱っこして帰ってきたそうですが、ベッドに寝かせた瞬間に娘は起きてしまったそうです。残念だったね、まぁそんなもんだよ…。
その後も夜ご飯を調達して娘に食べさせて、お風呂に入れて、いつもの就寝時間に寝たよーと連絡をくれた夫。
さぞ疲れただろうと思って、私は飲み会帰りに色々おつまみやお酒を買って帰ったのですが、夫は活き活きとして、興奮状態で1日の様子を語ってくれました。
2人とも楽しかったみたいで良かったです。
翌朝、2人で「またデート行こうねー」「ねー」とか言い合ってるのを見ると妬けました。あはは。
日本で暮らす時は、こういう日を設けようと思います。