ほしーじょの育てる×働く×楽するブログ

元アメリカ田舎のぼっち駐妻。帰国後、再就職して、子育てと仕事を効率よくやることを日々模索中。

(娘3歳)トレイシー・ホッグのネントレその後

娘が生後3週間目からやっていたトレイシー・ホッグのネントレ。

出産前から分厚い本を読み始めて、マーカーを引いて、メモを取り、産後にネントレを開始したら、娘に合うやり方をあれこれ探っていました。

我ながら、ストイックにやっていたなぁ…と思います。

いつもいつも寝ることというか、生活リズムを気にして娘を育てています。現在進行形です。

 

ネントレで私のブログに辿りついてくれる人もいるようだし、私自身、ネントレっていつまでやるの?と思っていたので、娘の状況を書いてみようかと思います。

 

 

【娘の特徴】

娘はよく寝る個体で、生後2ヶ月頃には夜通しで寝られるようになりました。

3歳になった今でも昼寝1.5~2.5時間、夜は10~11.5時間寝ます。昼寝はスキップすることもできますが、相当の計画と覚悟が必要です。しかし、食べながら寝落ちとか遊びながら気づいたらゴロンみたいな寝方はしたことなく、ルーティンがあり、ちょっと神経質です。

あと、性格は優等生タイプ。特に日本で保育園に通うようになってからは、褒められてどんどん伸びます。

 

【生活リズムについて】

本を参考に書き出して、壁に貼って、夫と共有し、娘の様子を見ながら、娘のリズムに書き換えていました。

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6〜9ヶ月ごろのリズムは2歳まで続きました。

2〜3歳は朝寝がなくなり、就寝時間は19時ごろとなりました。

3歳からは保育園に行き始め、18時前後に夜ごはん、20時前後に就寝となりました。

 

 

【寝かしつけの変遷】

ネントレを始めた当初は、昼寝は下手で、エルゴで抱っこしたまま昼寝させるということも多かったですが、とりあえず夜通し寝ることだけを目標にして生活リズムを整えていました。

昼寝もリズムに乗ってきて、6ヶ月頃までは寝かしつけなしで昼寝をしてくれるゴールデンタイムでした。

その後は、トレイシー・ホッグの本のようにベッドに置いたら自力で入眠…とはなりませんでした。

それでも、生活リズムのおかげで寝る時間帯もはっきりしているし、入眠までの時間もそれほどかからないし、その上、朝まで寝てくれるというのは精神的にも体力的にもかなり楽でした。

1歳のお誕生日の前日に卒乳するまでは、おっぱいで入眠していましたが、それ以降はゆらゆら→トントン(19ヶ月~)→おやすみロジャー(24ヶ月~)と寝かしつけ方法を変えてやってきました。

3歳になった今は、18時前から夜ご飯→お風呂→歯磨き→ドライヤー→寝る前のルーティン→私と共にベッドでゴロゴロ→20時前後に入眠しています。

夜ご飯とお風呂は順番を変えても大丈夫です。

アナ雪の映画を観て、子供時代のアナやエルサが一人でベッドに寝ているので、娘も一人で寝てみたいようですが、「お母さんは来ないで!」と言うものの、3分くらいしたら、「こっち来てよ~」と呼び出されます。

おしゃべりしたりゴロゴロしていたらいつの間にか寝てしまいます。だいたい15分くらいで寝てくれるのですが、時々興奮している時などは、気持ちを静めるためにトントンしたり、おやすみロジャーを流したりします。

3歳にして、これまで一切やっていなかった添い寝をしているわけですが、平日は娘とべったりする時間もなかなかないので、お風呂の時間、ベッドでのおしゃべりタイムは私にとっても貴重な時間です。

(入眠前のおしゃべりタイムを貴重と言える余裕があるのは、娘がもうすぐ寝るだろうと先が見えてるからです。この後1時間もしゃべりっぱなしだったら…とかだと、楽しめないでしょう。)

 

【背中スイッチ】

昼寝の時はもれなくついてました。

レベル1.エルゴからベッド

レベル2.トラベルシステムからベッド

レベル3.車からベッド

レベル4.目が覚めても目が開かなかったことにして、抱っこされて移動しようとする、そして寝る←今ここ。

眠りって深くなるもんだなぁと思います。無理に起こそうとしても起きないです。

 

【大変だった時】

喉元過ぎれば…という感じで、ネントレのおかげで楽できたという印象が強く、大変だった記憶はずいぶん薄れていますが、いくつか覚えているものがあります。

・夜通し寝るようになった最初のころ…おっぱいがジャンジャン出る時期でもあったため、夜の胸がパンパンでした。寝る前に搾乳したのに、明け方にもう1回搾る…でした。面倒でしたが、自分のタイミングなので、子に合わせるよりはマシ…と思って乗り切りました。

・歯が生えるころ…予想はしていましたが、夜中に起きました。夜勤対応に慣れていなかったので、きつく感じました。冷やした歯固めをあげたり、色々工夫しました。

・夜驚…いつだったかも忘れてしまいましたが、入眠して3時間後くらいに、火をつけたように泣き出し、30分以上手が付けられず…。一定時間経つとまたコテンと寝るのですが、娘がどうにかなってしまうのではないか?と心配で寝付けませんでした。

・日本に帰国する前3ヶ月ほど…なぜか夜中に起きるようになりました。体調や機嫌が悪いとかでは全くなく…。そしてなぜか、必ず「お父さん…」と指名するのです。夫がしばらくトントンしていれば寝るのですが、ほぼ毎日だったので、ちょっと夫が可哀想でした。約3ヶ月続き、日本に引っ越したら夜中に起きることはパタッとなくなりました。私の就職が決まり、お父さんと離れて暮らすことをそれとなく説明していたせいでしょうか?

・今…ネントレとは違い、全く気合の入らないトイトレも終盤を迎えているようです。保育園の先生、ありがとうございます。体も成長して、夜通しおしっこを溜めておけるほどになったようですが、朝方5時前とかに尿意で目覚め、「おかあさん、トイレ」と言います。それは嬉しいので、対応するのですが、東京の朝5時ごろ…もう明るいんですよね、今の時期。なので、「もう朝だよ!」と言って寝ないことがあります。何とか6時ごろまでゴロゴロさせようとはするのですが…。そういうことがあるので、私も早寝を心がけています。

 

【寝床について】

アメリカで子育てを始めたので、添い寝はせずにベビーベッドに寝かせる、布団はかけずおくるみにするというアメリカ式を取り入れました。部屋のスペースもあったし、私が手足を伸ばしてゆっくり眠りたかったためです。

旅行先や一時帰国での実家の滞在でも娘用に寝る場所を確保していました。一人で寝るのが当たり前だからか、同じベッドで寝たいと意思表示することはありませんでした。むしろ、私たちと同じベッドに横になることが嫌なようでした。

3歳になる1ヶ月前に日本に帰国してからは、部屋が狭く、母子2人生活なので、クイーンベッドで2人で寝ています。

どうしても一緒に寝たくないのか、最初はぬいぐるみや枕をバリケードのように私との間に置いて、自分のスペースを確保して寝ていました。今はバリケードは解除されましたが、できるだけ離れようとしているかのような寝相です。鉄拳はとんでこないけれど、たまにかかと落としはあります。。。

娘の話を聞いていると、「お部屋が大きくなったらお父さんとお母さんのベッドの横に〇〇のベッドを置いて寝ようねぇ」と言います。やはり、自分のベッドが欲しいようです。

 

【最後に】

ネントレというと、授乳・トントン・添い寝をしなくともベッドに置いたら勝手に寝てくれる…というのが強調されて、そうはならずに挫折する人が多いのではないかと思っています。娘も「置いたら寝る」にはなりませんでした。

そうではなくて、ネントレのゴールを、「生活リズムの定着」に置けば、自分の時間も計算できるし、気が楽になるのではないかと思います。1時間のトントンが必要だとしてもこの時間になれば必ず我が子は寝てくれると思うと、やりきれるものです。

世の中にはどうしても寝ない子、寝なくても元気いっぱいな子、どんなにうるさくてもコテンと寝ちゃう子、立っててもご飯食べてても寝ちゃう子がいます。子供もどんどん成長して対応方法をイタチごっこのように変えなくてはいけないので、必勝法はないんだな…というのがネントレをやってみた私の感想です。数多のメソッドがあるダイエットに似ていると思いました。

私は子育て初期における不安の「寝不足」が早い時期に解消されたため、ネントレを崇拝し、その後娘の成長に応じてやり方を試行錯誤したりできました。

しかし、そうはならない例もたくさんあると知っていますし、逆に、何もせずとも勝手に寝てご機嫌で起きて天使と呼ばれる子も知っています。

娘は3歳になりました。このくらいになると、性格もはっきり出てきますし、意思疎通もできます。優等生タイプの娘のことですから、もしネントレをしていなくても、環境で生活リズムがつけられていて、今の状況くらいになっていたかもしれません。

もしかしたら、勝手に寝ちゃう子になっていたかも!?…。誰だっていつかは自分で寝る時間を決めて寝るようになるわけですし。

でも、私はネントレもとい生活のリズム付けをやっていて良かったと思います。

今後、寝ない、テレビをダラダラ見る、宿題をさっさと片付けない等、子供の生活態度に口を挟みたくなることがあると思います。なんだか、それを成長として喜びつつ、どうしたら生活リズムを正せるかと考えて娘と一緒に解決していけるような気がするのです。なぜなら、生後3週間から今まで1日も欠かさず、息をするように娘の生活リズムについて考えているからです。ダイエットマニアがいるように、生活リズムマニアになっているのかもしれません。(もう、病気ですかね。)

 

まとまりがありませんが、このへんで。

 

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