クエン酸探しに奔走していたのが11月…あれから2カ月半も経っているなんて、月日の速さに驚きです。
この時、クエン酸(citric acid)を一生懸命探していたのは、娘にバスボムを作ってあげるためでした。
日本のお風呂で、バブを気に入り、さらには、ばぁばにアンパンマンやディズニーキャラクターが出てくるバスボムを買ってもらい、味をしめたようです。
アメリカに戻って来てからも「お風呂のシュワシュワちょうだいよー」と、すんなりお風呂に入ってくれなくなりました…。
アメリカでもバスボムは売っていますが、安くても$2ほどするし、中には何も入っていません。毎日使うにはお財布に厳しいです。
そこで、手作りをすることに決めたのです。
最初は水の量の加減がうまくいかず、作っている途中にシュワシュワし始めて、膨らんだりしてしまいましたが、それでも、なんとか丸めてお風呂に放り込めばシュワシュワなるし、娘が使うものだから、きれいな球にならなくても、中から何か出てくればそれだけでうれしい様子なので、せっせと作っていました。
【材料(手でぎゅっと握って作って8個分くらい)】
・重曹(baking soda)…100g
・クエン酸(citric acid)…50g
・片栗粉(potato starch)…50g
※コーンスターチでも作れましたが、作っている時に粉が舞いやすい気がしました。
※代わりにバスロマンなど粉の入浴剤を入れてもOKです。色が出るし、発泡も強いので、娘は大喜びでした。
・霧吹き、水…適量
・中に入れたいもの
※私はクラフト店でスーパーボールや立体の動物や野菜の消しゴムなど安いガラクタ娘が喜びそうなものを買いました。回収して何度も再利用しています。
【作り方】
➀重曹、クエン酸、片栗粉をボールでよく混ぜる
➁霧吹きで水をかける
※私のはトラベル化粧水用の小さいものを使ったので10プッシュほどです。
※全く濡れている感じがしなくて、粉を手でギュッと握ったらすこし固くなる程度で大丈夫です。
※水が多すぎるとシュワシュワと発泡して膨らんでしまいます。それでも、お風呂でシュワシュワなります。
③-初心者:茶碗などにラップを敷いて、粉と中に入れたいものを入れて、ラップごとギュッギュッと握る
③-慣れたら:手に粉を取り、中身を包んで、丸く握る
※経験から、直接手でやる方がきれいな球体になりやすいです。
➃平らなトレイなどに置いて乾燥させる(ラップで包んでいる場合は、ラップの口を広げておく)
アメリカでもバスボム作りが小さなブームなのか、ティーン向けのおもちゃコーナーとかクラフト店にバスボムキットなどが売っています。
また、手作りバスボムや石鹸用のシリコン型も売っています。これは使ってみましたが、一度に作れる量が少ないのと、中に何か入れると固まるまでが不安定すぎるので、私は手で握った方が早くてオススメです。
今では、ずいぶん手早く作れるようになったし、丸めて球体にするのもなんとか形になってきました。(手作り感はたっぷりですが…。)
バスボムはプチギフトにもおススメです!
すごく親しいわけじゃないんだけれど、お世話になったお礼に…と思って、バスボムとチョコレート(バレンタインシーズンだから、ちょっとしたものが売ってて、ラッキー)をお渡ししています。
どちらも消えものだから、迷惑にはならないでしょう。子供は、しゅわしゅわの中から何か出てくると喜ぶんじゃないかと思います。
アメリカ人(といっても私の周り)は「手作り」ってことだけですごく喜んでくれるし、バスタブに浸かる習慣がない人にも「バケツに水を入れて、これを入れたら面白いことが起こるから!」と伝えています。
娘を喜ばせるために渋々作り始めたバスボムが、お別れの品にも役立って、一石二鳥でした。