2歳1ヶ月の娘、
「いやー」「ちがーう」「じぶんでー」を1日に何度聞くだろう…と思う日々です。
ある日、クラフトの材料を買いに行きたいと思い、お昼寝から起きた娘を誘いました。
お出かけ大好きな娘は、いつもなら、お気に入りのバッグにタオルを入れたり(おもちゃを持って行こうとして止められたり…)、せっせとお出かけの準備をするのですが、
その日に限って、「いーやー」「おうちーいるー」「いかないのー」の一点張り。
「必殺!3時のおやつ持って行こう♪」作戦もあっさり拒否…。
どうしたもんか…と思いながら、娘が気がすむまで遊びに付き合って、遊ぶこと1時間。
いきなり娘が
「お店、行く!」と言い出すので、気が変わらないうちにさっさと出かけました。
クラフト用品店があるのは大型スーパーや$1ショップ、パーティグッズ専門店などがある、クラフトの材料を探すためにハシゴしやすいショッピングモールです。
駐車場に車を停めると、なにやら大型スーパーの方にパトカーがいっぱい停まっているのが見えました。車を降りて、クラフト用品店に向かっていると、スーパーの周りに「Keep Out」のテープが張り巡らされていました。
ちょっと異様な雰囲気を感じて、クラフト用品店の店員さんに「何かあったの?」と聞いてみたら、「スーパーで銃撃があった」という情報だけちゃんと聴こえてあとは、よくわからず。
おしゃべり好きだから、本当にたくさん喋ってましたが、「驚いた!」とだけ(私の力では精一杯の)感想を伝えて、スマホで地元のニュースサイトを見てみました。
すると、1時間ほど前に、銃撃があって、店員さんが怪我をして、犯人は逃走中という恐ろしい事実がわかりました。
サーっと血の気が引くような感じがして、何も買わずに、即、家に帰りました。
娘がいつものように乗り気ですんなりお出かけしていたら…そのスーパーでもクラフトの材料を見てみようと行っていたら…。
恐ろしくて恐ろしくて、ハンドルを持つ手が震え、冷たくなりました。
娘は何かを察知していたのかなぁー、としか思えません。
それ以来、娘のいやいやも、何か意味があるのかも…と、注意深く付き合うことにしました。
(「これ、いやー!」じゃなくて、「これが、いいー!」だと助かるんですけれどね…。)
私が住んでいるのは田舎町ですが、治安が良く、公立学校の評価も良いらしく、リタイア後の移住の地としても人気だという町で、のんびりと暮らしていましたが、
こういう出来事が近くであったと知ると「ここは、アメリカだな」と身の引き締まる思いがしました。