かなり自己満足な内容になりますが、
アメリカで出産される方、日本で無痛分娩をする方の参考になれば…と思い、何回かに分けて書きたいと思います。
出産予定日の夜に
前駆陣痛とも本陣痛とも取れるような
我慢できるほどだけれど、規則正しいような頼りない痛みがやってきました。
(4回ほど間隔を測ったら、15分?〜20分?といったところ。)
昼間にいつもより多めに散歩したり、張り切って栗大福を作ったりしていたから、疲れちゃったせいだろうと思って、早めの就寝。
・23時頃
ウトウトしかけた時に寝返りを打ったら、
「プツン」と破けるような感覚がして、少量の破水がありました。
(「プツン」の感覚がなければ、「また尿漏れやっちゃった!?」という程度)
前日の妊婦健診の内診後の出血が残っていたので、いつものおりもの用シートではなく、生理用ナプキンをしていてよかったです。
ちょっと臭いを嗅いでみて、破水と確信したので、夫を起こして病院に行くことになりました。
・23時半頃
準備万端、夫もサッと起きたので、かなり早く病院へ到着。
事前に「ホスピタルツアー」に参加していたため、夜間・休日の駐車場や入り口について戸惑うことはありませんでした。
ペーパーワークは、名前と日付だけでした。
構えていた分、あっけない…。
・24時頃
「本当に陣痛きてる?生理痛の痛みくらい我慢できるよ。」という程度にも関わらず、なんと8分おきの陣痛でした。
・24時半頃
破水もしていると判断され、
その時に子宮口が4センチだったので、
1時間経っても進みが遅い場合、陣痛促進剤を使うと説明がありました。
私はアメリカ式にならって、無痛分娩をするので、ドクターから
「すでに麻酔を入れてもいいから、麻酔科医を呼んでくる」
と言われました。
「この位の痛みでもう麻酔を使っていいなら、楽勝そうだな。」と内心思いながら、麻酔科医を待ちました。
しかし、ドクターの内診が効いたのか、
どんどん痛みが強くなっていきました。
痛みを逃したいのに、質問され、答えなきゃいけない…。夫がだいぶ代わりに答えてくれましたが、辛かったです。
麻酔科医の説明は、リスクの説明やら経過の説明やら。必要なんだけれど、なんだかまどろっこしく、通訳を通して話をしているのも嫌になってきて、かなり食い気味に「I understand.」を繰り返しました。
深夜の通訳で男性の方が担当でしたが、医療の知識がある方なのか、電話越しなのに、こちらの様子を汲み取ってくれて、
重複する質問はささっと答えてくれたりしていたので、これでも時間短縮はできたと思いますが、たっぷり40分はかかっていました。
説明を終えて、triage roomからLDRまで行く数十メートルの長かったこと…。
「早く麻酔やってもらえて、ラッキーだな」というルンルンな気持ちはいつの間にか、
「早く麻酔入れてくれよ〜!」
と真逆のものに変わっていました。
続きます。