ほしーじょの育てる×働く×楽するブログ

元アメリカ田舎のぼっち駐妻。帰国後、再就職して、子育てと仕事を効率よくやることを日々模索中。

(マタニティ記録)アメリカでベビーカー、どうする?

色々とあったのですが、日本で買ったベビー用品もなんとか無事に届き、

アメリカでのベビー用品購入に本腰を入れました。

hoshijolog.hatenablog.com

そこで、一番悩んだのが、ベビーカー(stroller)とチャイルドシート(car seat)。

 

チャイルドシートは出産後退院する時にはついていないと赤ちゃんが退院させてもらえないそうなので、前もって準備しておく必要があります。

 

日本だと、チャイルドシートとベビーカーは別々で購入して、

チャイルドシートとベビーカーの移動は抱っこというパターンがほとんどだと思います。

だから、生後1ヶ月から乗れるベビーカーとかも、5kgくらいの軽量タイプがあったりしますよね?

 

一方、アメリカでは、チャイルドシートごと車から取り外してベビーカーに装着する「トラベルシステム」というのが主流のようで、

チャイルドシート+ベビーカーを別々で購入するよりも値段もお得です。

ただし、赤ちゃんだけでなく、専用のチャイルドシート(infant car seat)ごとベビーカーに乗るわけなので、

ベビーカー自体も頑丈な作りになっていて、9kgくらいならばLite model(軽量版)に分類されていました。(日本でいうと、エアバギーCOCOくらいの重さです...)

それにカゴ型のチャイルドシート、赤ちゃんが乗るので、想像しただけでも外出するのが億劫になりそうです。

 

そして、そのトラベルシステム用のチャイルドシートはinfant car seatと名前がついている通り、新生児から40lb(約18kg)の体重、身長81cmくらいまでの短い期間しか使用することができません。あと、背面設置しかできないというのも、子供がぐずったりしないか心配です。

(ネットで体験談などを調べてみたら、1歳までも使えなかったという話もちらほら...。)

 

チャイルドシートはinfant car seatが使えなくなると、背面・正面設置ができて、背面は5〜40lb(約2.3~18kg)、正面は20〜65lb(約9~30kg)の体重で使えるconvertible car seatというのに買い換えるそうです。

 

ここまで調べた私と夫は、convertible car seatの適正体重が新生児も含まれることに着目して、

「日本と同じようにチャイルドシートは固定して、ベビーカーと別々に買えばいいんじゃないか?」というように考えました。

(本音はinfant car seatを1年そこらで買い換えるのが勿体ないと思ってしまったんです。)

 

それと、「いつ日本に帰国になるかもわからないので、日本でも使える大きさのベビーカーを選ぼう」と考えました。

日本のベビー用品をまとめたムック本を見ながら、「駅の自動改札(標準55cm、新しいと60cm)の幅を通れるか?」という点が大事だな、と気付きました。

 

ムック本を見たり、ベビー用品店に足を運んだり、ネットで調べた結果、

GRACO、Baby Joggerが日本でも使っている人がいて、店でも購入しやすいのかな?と感じました。

 

まずはベビーカー選びから。

 

GRACOは種類が豊富すぎて途方に暮れました。

重さもピンからキリまで。デザイン、色もたくさんで、組み合わせが無限すぎる。

重さはいいと思っても、色が微妙...。とか、ネットで見つけたのに、現物がなかなかみつからない...などなど。

値段の幅も広くて、どちらが高性能なのか?など判断に困りました。

日本で売っているモデルは日本限定なのか、「シティエース(重さ5.0kg)」「シティトレック(8.5kg)」のような軽量タイプは見つけられませんでした。

(Urban Lite(8.9kg)というのが強いて言えば近いけれど、現物を見られなかったのと、シートの色が好みでなく断念。)

 

Baby Joggerは、joggerといいながら、走る用ではないそうです。日本でも売っている「City Mini」というタイプがありました。アメリカでの評判もいいようで、店には色違いで数台並べてあるし、デザインもシンプルでいい感じでした。

ただし、こちら、「Mini」と謳いながらも、幅が60センチを軽く超えていました...。残念。

 

目をつけていた2つのメーカーが残念な感じになってしまい、

どうしようかなあ...と、他のメーカーのベビーカーも手当たり次第に押してみたりしていたら、

Britaxというメーカーのベビーカーが端っこにありました。

「3輪だし、シンプルでかっこいいな」と思って、パンフレットをもらって一旦家に帰り、調べてみました。

 

どうやら、このBritax、日本ではチャイルドシートなどを売っているようです。

また、英国王室のベビーも使っているとか。

イギリスのメーカーだからか、パンフレットの内容も重さや長さの表示がkgやcmで書いてあってうれしかったです。

ベビーカー自体の重さは約7.4kg、幅は約58cm。

幅がちょっと...だけれど、これまで見た中では総合的にダントツ1位なので、心が決まりました。

B-AGILE3というモデルで、店頭で$260。

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(ベビーカー単品だと、他のメーカーに比べてちょっとお高めな印象。日本に比べると安いけれど。)

気になったフロントバーについては、$25で別売りでした。

 

パンフレットを見ていると、チャイルドシートのデザインなども好みなので、こちらで揃えようか?となり、

MARATHONというモデルで、店頭で$280。

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もうすっかりその2つを買うつもりで店に行ったのに、

店員さんがメキシコ系大家族につきっきりで、なかなか捕まえられない。

 

「家に帰ってAMAZONで注文しよう」ということになり、店を後にしました。

 

「ベビーカー&チャイルドシート決まって良かったね」と言いながら、ショッピングモールで夫とコーヒーを飲んで休憩していたら、

たまたま知り合いが通りかかって、ご挨拶。

すると、その方もBritaxのベビーカーを押しているではありませんか!

「これはいい機会」と思って、使用感とか聞いてみました。

ちなみに、その方のお子さんは1歳半くらいですが、チャイルドシートはinfant car seatを使い続けていて、その子自身がすごく気に入っているのだそうです。

私たちはinfant car seatなしでいこうかと思っていることを話すと、

全力でinfant car seatをお勧めされました。

理由としては、

・一人でスーパーに買い物に行く時に、カートにそのまま乗せられる。(気づいていなかったけれど、お座りができない時期にこれは結構重要なポイントですよね。)

・ベビーカーが対面式になる。

・車から外して家の中でもバウンサーのように使える。

・寝ている時に起こさなくて済む。(ちょっとした買い物だけとかなら、家で寝ていてそのまま外出して、帰ってきても寝たままとかありうる。)

・シートの高さが地面から高くなるから、子供が暑くない。

ということです。

 

やっぱり、経験者の話は参考になります。

トラベルシステムにした場合の全体の重さについては、

「今は妊娠中だから重たく感じると思うけれど、産後は力持ちになるよ!」と言いながら、片手でお子さんを抱っこして、ベビーカーを押していました。す、すごい...。

 

夫も話を聞いていたので、2人とも「やっぱinfant car seatでトラベルシステムにするのがいいかも!」という気持ちになり、そちらも調べてみたら、

B-SAFE 35 ELITEというモデルで$250でした。

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(約1年で買い換えるにはちょっと高いな、という印象。)

 

ところが、よくよく調べたら、ベビーカー+チャイルドシートのトラベルシステムのタイプでも売っており、

B-AGILE3とB-SAFE 35 ELITEのセットでAMAZONでは$350で買えちゃいました。

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当初買う予定になかったinfant car seatが$90で買えて、バウンサーの役目もしてくれるかも!ということであれば、納得の値段です。

 

convertible car seatは、また時期が来たら検討しようと思います。しっかりお座りができるようになれば、MARATHONとかほど、高性能なものでなくても大丈夫になるかもしれませんし...。

 

結構長いことかかって検討したベビーカーとチャイルドシートですが、

最後は経験者のアドバイスであっさり決まりました。

気に入ったものが見つけられたので、赤ちゃんと一緒にたくさんお出かけできればいいな、と思います。