9月初めに7週でInfertility(不妊クリニック)を卒業して2週間。
9週にして、待ちに待ったOB/GYN(産婦人科)の初診です!
...といっても、産婦人科の初診はナースとの電話のみ。もちろん通訳付き。
(この時期、日本だったら、5週、7週、9週→母子手帳オメデトウ!な時期ですよね。一応、今後のために日本のシステムも知っておくため勉強。)
お世話になる大学系列の病院は、システムがしっかりしていて、
個人個人にWEB専用ページが与えられます。
違う科にかかっていても、これまでの検査結果や投薬情報がずらりと見られるのは、便利です。
以前にも産婦人科のかかりつけを決めるためにOB/GYNに行ったことがあり、その情報も載っていたので、電話問診もあまり長くなることはないかな〜と思っていたら、
80分かかりました。。。
80分もかかったのは、電話通訳の方が男性(声色から結構おじさん)で、婦人科系の医学用語の知識がなく、しょっちゅう調べていたこと。あと、私に気を遣ってか、直接的な表現を避けようとして言ってることよくわかんない...とかで時間を取りました。
ならば、通訳が不要かと言えば断じてそんなことありません!!!
ナースが言っていることがわかっても、自分が言いたいことが伝えられないから。
あと、ナースがイライラしてきてるのわかるけれど、第三者がいるから、適当なことできないから。
通訳さん本当にありがとうございました。またどこかで巡り逢うかもしれませんので、その時もどうぞ宜しくお願いします。という気持ちでいっぱいです。
以前、かかりつけ産婦人科医と面談時は、
・私の病歴、体質
・夫の病歴、体質
・(私、夫の)家族の病歴
などが主でした。
が、今度は、これらの確認に加えて、
・遺伝病のある/なし(全く聞いたことのない名前ばかり)
・メンタル面の確認
・過去のトラウマ(大きな事故や暴力など)
・今回の妊娠は望んだものかどうか
重大なことが多かったように感じます。
あと、全く想定していなかった&保留にしてもらった質問がありました。
「出産時のベイビーの取り上げは、医師を希望するかミッドワイフ(助産師)を希望するか?」
アメリカと言えば無痛分娩だし、大学病院で産むんだから、もちろん医師だろう!という先入観がありました。
それに私は甲状腺の持病もあるし、日本だったらハイリスク妊婦だから、助産師で出産とか全く考えていませんでした。
アメリカは何が違うのかな?どっちが主流なのかな?と思って聞いてみると、
「高度な医療介入を希望するなら医師、検診などで普段から接している人とリラックスしてお産に臨みたいならミッドワイフ。希望する人は半々でどっちが多いとも言えない」
「ミッドワイフでお産する人も、無痛分娩の麻酔の際は、麻酔医が処置する」
「検診が進んでから、医師→ミッドワイフ、ミッドワイフ→医師に変更できる」
ということでした。
瞬時には決められなかったので、とりあえず「医師希望」にしておいてもらい、
安定期に入って、知り合いに妊娠を公表できるようになったら、アメリカで出産経験のある人に聞いてみようかと思います。
そして最後に質問はないかと聞かれたので、
2日前に鮮血の出血があり、その後はその残りみたいな茶色の血が出ることを伝えました。(もうその時は気が動転して、泣きながら夫と母に電話した。。。)
「よくあることよ〜。でも、心配なら「特別に」医師の診察のアポを早めてあげるわ〜」とのことでした。
「特別に」って。。。アメリカ人はこういう時、恩着せるのうまいな、と思いました。サンキューと言いましたけれども。
ナース曰く、病院に行く目安としては、生理用ナプキンが1時間で真っ赤に染まってしまうほど出血した時はEmergency(緊急外来)に行くこと。らしいです。
もう、それって手遅れじゃ...と私でもわかります。
念のためにということで、
時間内のナースへつながる電話番号、時間外の医師へつながる電話番号を教えてもらいました。電話が苦手な私にとっては本当にただのお守り。
そして、「特別に」アポを早めてもらった結果、
1週間後に医師と会えるらしいです。...サ、サンキュー。。。
今後の検診のおおまかなスケジュールとか、ウルトラサウンドをしてもらえる時期とか聞きたかったけれど、疲れ果ててしまったので、次回の検診に持ち越しです。
さて、日本ではこの時期にもらえる母子健康手帳ですが、
アメリカでは該当するものがありません。
でも、いつかは日本に帰るので、その時に母子手帳なしは子供がかわいそうだし、私も不安です。
(私は、結婚する時に母に私の母子手帳をもらって、いろんなコメントに感動したし、あと、渡米にあたって色んな予防接種の履歴がわかったのも大変ありがたかったです。)
ということで、取り寄せました。
現在「親子健康手帳普及協会」というところが発行している「親子健康手帳」というものがあって、管轄の領事館から送ってくれます。
在庫に限りがあるということだったので、電話して在庫を確認し、
郵送で返送用の切手(Forever Stamp3枚分)を送ったら、すぐに届きました。
好き嫌いの分かれなさそうなデザインで可愛い。
ただし、透明のビニールカバーとかついていなくて、いただいた時点ですでに背表紙が...
応急処置として、無印のレターセットのケースをカバーをリメイクしてカバーにしました。(カバーなんて100均でもあるだろうに...ここには、ない。)
普通の妊婦さんが母子手帳ケース探しにワクワクするところを、低ーいテンションで工作したのでした。。。
ちなみに、この「親子健康手帳」は日本語表記のみです(予防接種のみ英語併記あり)。すなわち、自分で記入しなければならない。
書くべきところの結果の確認を毎回忘れないように質問しようと思います。
体重とか増えてきたら、ズルしたくなっちゃいそうですね。
母子保健事業団というところからは、「英語/日本語母子健康手帳」というのが760円(税抜き)で出ているようです。
病院で書いてもらうにはこっちがいいかな、と一瞬頭をよぎりましたが、
そもそも書いてくれるかわからないし、間違ったりされても嫌なので、
自分で責任を持って書くことにします。