前回の記事
D5から5日間レトロゾール(フェマーラ)を飲み、3週間。
排卵チェックのためにクリニックへ行きました。
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今周期の経過は以下の通り
D5〜D9 レトロゾール服用
D11〜排卵確認まで 1日おきにタイミングをとるように指示
D11 排卵検査薬(ovulation test)陽性
- Clear Blue Digitalでやったので、明確な判定しかしないはず!それにしても、早すぎるので、説明書をよく読んだら、「PCOS(多嚢胞卵巣症候群)の場合は、結果が正しくないことがある」と書いてあって、納得。
D11〜D20 不正出血
- 日によって気にならないくらいの日もあれば、「薬効かなかったのか〜」と諦めモードになるような日もあり、実際は1日おきにタイミングはとれない...。
- クロミフェンの時は不正出血するようなことはなかったので、心配になり、ドクターにメールする。(正確には、受付のおばさんにメールして転送してもらった。)すぐに返事が来て、「よくあることだから」と言われたものの、さすがに3日以上続く&排卵検査陰性だと凹む...。
- クロミフェンを服用していた時でも排卵はD18〜D22と遅めだったので、期待を持って、毎日、出血が止まることを祈ってた!
- 検索魔となり、毎日ポジティブな情報を見つけては夫に報告するので、若干あきれられていた。
D13 卵胞チェック(エコー/ultrasound)
- この日はドクターではなく、エコー専門の人に会うだけ。通訳もつかないので、あまり質問はできなくて、「出血が気になる」とここでも訴えて、「何か気になることがあれば、ドクターから連絡するよ」となだめられて終了。ドクターから連絡なし。
- エコーの様子は、予想通り、たくさんの小さな卵胞がいっぱい。そのなかでも、一番大きいのが13ミリ。納得。この調子だとD20頃に排卵かな〜というのがこれまでの経験から予測できる。日本であれば、卵胞が小さかった時点で、再エコーの日程調整となるが、特に言われなかった。(なので、日本での経験があってよかった。)
- 私が通っているクリニックのエコー室は個室で、日本のように医者と患者の間をカーテンで仕切ってない。大きなリクライニングチェアのような椅子にゆったり体をあずけて、使い捨てのシートをかけます。部屋も暗めにしてあるので、不思議と「見られて恥ずかしい」という気持ちはあまりない。(日本の場合、下半身がスースーしたまま大股開きにして待たされ、カーテンの向こうを医者や看護師がバタバタ通るのがわかるし、医者が流れ作業的に見ていく感じだったので、本当に屈辱的な気分。)
D20 排卵検査薬(ovulation test)陽性
- D11で「PCOS(多嚢胞卵巣症候群)の場合は、結果が正しくないことがある」と確認したものの、D13のエコーの結果といい、諦められないので、毎日検査していたら、予想通りD20で陽性。このあと、半日後にチェックしても陽性、翌日も陽性と長めのLHサージでした。(これもPCOSによくあることらしい。)
D21orD22 排卵
D22〜 高温期
- 低温期36.5℃前後なので、そこから0.3℃以上あれば高温期。いきなり36.9℃とか叩き出しててくれてうれしい。
- 排卵検査薬陽性の「ニコちゃんマーク」を見ても「体質的に結果が正しくないこともあるんでしょ?」と疑い深い夫も、触っただけで私が熱いので、排卵を確信した様子でうれしそう。
D26 排卵チェック ←今ココ
- 血液検査で排卵済みかどうか確認&まだやっていなかった黄体ホルモンの検査
- 排卵していない、もしくは黄体ホルモンに異常があれば連絡くれるとのこと。連絡が来ませんように...。(高温期に入っていても排卵していないこともあるそうなので、ビクビク。)
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今回、クリニックに行くにあたって、私が準備したことは、
カレンダーに
を書いて持って行ったことです。
日本では、基礎体温表をつけて、その下にそれぞれ上記1〜6のようなことを書く欄があるのですが、
アメリカでは基礎体温を測るという概念がないらしく、
一番最初に基礎体温表を見せてもさほど興味を示されなかったので、
もっとわかりやすいように、表しました。
診察は基本的に電話通訳を介して話をするのですが、
このカレンダーがあったおかげで、まどろっこしいやりとりも最小で済み、
褒められました。
診察前はD13のエコーの様子(卵胞小さい)と出血が続いているというメールの情報から、ドクターも今周期の排卵は諦めモードで、
「次回はレトロゾールを1.5倍にしましょう。処方箋を出すわ。」
といきなり宣言されたのですが、
持参したカレンダーを見せて、排卵したかもしれないとわかると、ちょっと笑顔でした。
血液検査の結果は少し待つとして、
ドクターからの指示は
- この調子で生理がこなければ8日か9日後に妊娠検査薬(pregnancy test)をつかってみること。
- 生理が来たら処方箋を持って薬局に行くこと。
- 生理が来たらD13かD14にエコー(ultrasound)の予約を取ること。
- D3から5日間レトロゾールを服用し、D11から1日おきにタイミング&毎日排卵検査薬(ovulation test)をすること。
でした。
病院に行く回数が最小限で済むことはうれしいことです。
実は、このドクター、妊婦さんで、もういつ産まれてもおかしくないくらいお腹が大きい!!(だけど、ノースリーブ&ハイヒール。。。)
そのため、今日は引き継ぎのドクターと一緒に診察してました。
新しいドクターにお世話になる前に私も妊娠できたらうれしいんだけどな〜。
排卵検査薬は日本にいる頃は、処方箋を扱っている薬局(しかも一部)でしか買えなかったし、値段が高いので、排卵が遅い私はケチり気味&病院で卵胞チェックしたほうが安上がりじゃない?くらいに思っていました。
アメリカでは、pharmacy併設のスーパーで気軽に買えます。
(ただし、妊活ブログやっている方が購入している、アメリカや中国の安い排卵検査薬というものが見つけられません。。。)
それでも、私が使っているclear blue digitalは20本(2周期分)で$30。日本の半額以下の感覚です。(ま、今周期で14本使いましたケド...。)
日本でも結果が明確にわかるcheckone digitalを使っていました。
みてください↓中身同じなんじゃない?ってくらい、デザインなども似ています。
Clearblue Easy Digital Ovulation Test20本 |
《かかった費用》
排卵検査薬 $30
診察&血液検査 $35
(前回まで)
クリニック $150
薬 $20
合計 $235
- 今日はたまたまお会計に行く前に、ドクターから「今日は$35」と言われたので、通訳もいるしチャンス!と思って「前回までは$75だったのに、なぜ?」と聞いたら、「知らないけど、今月2回目だからじゃない?」とふわっとした回答。
- お会計に行くと、「今日は$75」と言われ、きょどきょどしながら、「さっきドクターに$35って言われた」と主張したら、もう一度確認して、$35でした。おいおい。
- 実は、保険会社のWEBページでは、前回までも私の負担は$35ということになっているので、「前までも間違っていたのか!?」と思って、聞いてみると、「それは、うちはspecialistだから、co-payが高いのだ。保険会社に確認して」と突き返されました。。。これ以上私の英語力では無理だから、引き下がる。
- お会計窓口で支払うのと別に、先日、夫の検査の請求書が届きました。分析などを外部機関で行う場合など、別で請求書が来ることがあると認識していたし、金額もco-payで妥当だと思ったから、支払うつもりでした。念のため、保険会社のWEBページをみてみたら、「全額保険適用」とのこと。未払いになるのも嫌なので、クリニックで確認してもらったら「保険会社から支払われているよOK」とのこと。あやうく二重払いになるところでした。
保険はわからないことばかり。。。
ミスもよくあることだというし、わからないからといって鵜呑みにすることは危険です。
保険会社の窓口が電話しか受け付けないのはいかがなものか...と思ってしまいます。
英語の電話は本当にハードルが高くて苦手ですし、相手に負けること見え見えです。
(夫の会社の人事担当者から保険会社の担当者に話をしてもらうこともできるそうなんですが、不妊治療というプライベートなことを打ち明けるには、ちょっと...という気持ちもあります。)